TOPICS みしま365 三島の伝統「しゃぎり」を体験してみた。 2022.07.11 こんにちは谷﨑あやみです。さて、夏至を迎え、だんだんと夏が近づいてきましたね。夏に近づくにつれて、三島の中では、夜になると、お祭りのお囃子のような音があちこちでしてきます。それが、「しゃぎり」です。「しゃぎり」とは、三嶋大祭りを中心に演奏されている三島独自の祭り囃子です。その歴史は江戸時代からあり、何よりも特徴的なのは、大人数で摺り鉦をたたき、爆音が出るところ。↓しゃぎり動画はこちら このように、各町内が山車にのって、三嶋大社の社頭で「競り合い」をするのもしゃぎりの魅力。「屋台」と呼ばれる喧嘩囃子にのせて、各町内が、自分たちのリズムを奏でる。攻撃や防衛といった、作戦が多数存在し、各町内が自分たちのプライドをかけて演奏する。他町内のリズムに流されて、演奏が乱れた方が負けとされる。 「しゃぎり」については、古くから伝わるものであるため、敷居が高く簡単には参加できないと思う人が多い。移住してきた人にとっては、なおのこと「地元の人たちのモノ」と感じてしまうかもしれない。しかし、そんなことは一切ない!!!!せっかくの伝統を、共に継承してくれる仲間を、常に絶賛募集中だという。そこで今回は、芝町青年会の皆さまのご協力のもと、移住者の方・しゃぎりに触れることのなかった地元の方・ワーケーションの方を対象に、しゃぎり体験ツアーを三島クロケットが開催した。 当日は15名近くの参加者が集い、まずは、「しゃぎり」とは?「しゃぎり」やってみたい?といった話をしながら、風土のお弁当を食べました。お弁当に鯖の塩焼き入ってるのですが、風土の鯖は、なぜにこんなにジューシーで柔らかいの?!そして、牛蒡よ、君はこんなにも主役になれるの??からの、だし巻き卵が、プロの味過ぎ。風土Facebookページ お弁当を食べ終わると、芝町青年会の皆さまが来てくださって、しゃぎりの歴史から教えてくださいました。そのお話が、おもしろいのなんのって!!!これまで、敷居が高いと思っていたしゃぎりを身近に感じることができました。 そして、説明の後は、白滝公園前の浅間神社で行われている芝町のしゃぎり練習を見学に…神社の境内をバックに大迫力!!!芝町の皆さま神々しい!!!説明を聞いてから、しゃぎりを体感すると、より一層楽しい。 中学生メンバーが、摺り鉦を教えてくれました。始めて持つ摺り鉦は…けっこう重い!!そして、聞いているような小刻みなリズムは全く打てません…笑これは、練習あるのみ!!お祭りの時など、摺り鉦を掲げながら、何曲もしゃぎりをやり続けるのって、相当体力がいるんですね! さらに、芝町青年会の皆さまのご厚意で、中学生の教えてもらったリズムを主に、しゃぎりの「競り合い」…というより、「小競り合い」を体験させてもらいました。青年会の皆さま VS 芝町中学生+体験メンバーもう、全然自分たちのリズム保てないーーーー!!!!しゃぎりって…しゃぎりって…、こんなに全身使うんですか?! もう、最高の体験でした。8月15日~17日の三嶋大祭りが楽しみ。しゃぎりが聞こえる、三島の夏の夜。伝統が響き続ける、そんな、いい街なんです。三島って。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。もしよかったら、三嶋大祭りもチェックしてみてください。三嶋大祭り開催について この記事を書いた人:あやみさん静岡県東部の町ネタ情報発信していきますあやみさんのFacebook 関連記事 関連記事はありませんでした。